内向型人間が色々考える

30歳色々悩み中。内向型・ミニマリスト・デザイナー&エンジニア。

男性へのあこがれと女性「らしく」生きるということ

こんにちは。metaです。

最近、今後の自分のスタンスについて思うところがあり、残しておきます。

 

「若い女子」が通用しなくなる恐怖について

20代半ば〜後半にかけて、企画・ディレクション職として立ち回るなかで、様々なコミュニケーションスキル(調整・プレゼンスキル)を身に着けていく機会があったのですが。

コミュ力を磨くことは大事なことだとは思いつつ、「この立ち回りができるのは20代の若い女子である」ことが大前提になっているような気持ちになっていました。

※「若い女子の力」:大目に見てもらいやすい、手を差し伸べてもらいやすい、などなど

とはいっても「女子であることを利用する」のには抵抗があったため、行使していたわけではないのですが。結果的に得をする、女子であるために免れた・うまくいったことというのが色々あったように思います。

 

20代後半になり、現代日本の風潮として「若い女子」じゃなくなったときに自分を取り巻く環境がいっそう厳しくなるのではないか、と考えるようになりました。

年を重ねたときに、果たして自分の実力で通用するのか。世の人たちと対等に渡り合っていくコミュ力以外のスキルが欲しい。

元々は技術職をやりたかったこともあり、この時点で専門職への転職を決意します。

また服装やふるまいについても「女性らしさ」を取り払うようになり、それまではロングヘアにワンピース、ヒールが多かったのですが、ショートヘア+パンツスタイルに方針変更し、化粧も最低限になりました。

 

二年ほど過ごしてみた結果

すごく楽です。

技術を身につけるため転職もしたのですが、理想としていた専門家としての立ち回りもできつつあると思います。

この基本スタイルは続けていきたいと思っています。

 

なのですが。

最近、結婚式二次会傘下のため、久々にちゃんとメイクをし、スカート+ヒールといういでたちで出かけました。

自分でも意外だったのですが、これはこれで身が引き締まるというか、楽しいことだったんだなと、久々に体験することで改めて思いました。

 

どっちも楽しめる自分がいるというのは良い発見かなと思いまして。

 

これから長いはずの人生を生きていくにあたって、男性的な人間になりたいと思っていたんですが。

せっかく女性に生まれたんだから、という考え方を自分の中に加えていったほうが、行きやすくなりそうです。

「若い女子」にはもうなれませんが、色んな意味での「女性らしさ」「女性的な観点」という、女性ならではの良いところは今後意識していきたい。

「女であることに頼る」のではなく、プラスアルファとしての「女性ならではの良さ」というところでしょうか。

 

SNSなどで情報を集めていると、活躍する魅力的な女性はたくさんいます。

違う世界の人だ、という気持ちで眺めていたのですが、今後はもっといろんな観点で勉強させてもらおうと思っています。